【特集】ＭＢＳ記者「迷惑では？」　水上バイク利用者「ええから。」　迷惑な水上バイクに打つ手無し！？[8/8]

毎年この時期になると苦情が増えるのが、水上バイクがまきちらす騒音をはじめとするマナーの問題です。
８月に入り、いよいよ夏本番。海や川などの水辺は、レジャー客で大にぎわい。
そんな中、最近、よく目にするのが水上バイクです。

<近所の人>「もうブーブーブーブーうるさい」「うるさいで、ものすごい」
和歌山県を流れる一級河川の紀ノ川。
週末、憤懣取材班が訪れてみると、数多くの水上バイクが走り回っていました。

<近所の人>「かなり音が大きいので、近所でもだいぶ迷惑している」
こうした近所の人たちの悩みを水上バイクの利用者たちは、どう思っているのでしょうか。

<水上バイクの利用者>
（Ｑ．近所の人が音などで困っているが？）「もうええから」
まるで「他人の迷惑どこ吹く風」と、まったく気にする様子はありません。

しかも、問題は騒音だけではなさそうです。
この男性は、缶ビールを手にしています。
（Ｑ．ビールを飲んでいなかった？）「ビール？飲んでないで。なんなん？」
（Ｑ．飲酒運転ではない？）「知らん」

さらに、夜になってから河川敷を見に行くと、ありました、ありました。
その日のものではなさそうですが、菓子袋やバーベキューの網などが捨てられています。
河川敷にはマナー向上を呼びかける看板が立てられていますが、まるで効果ナシ。
しかも、国土交通省も看板を出し、注意を呼びかけていますが、取り締まることができないというのです。

迷惑をまき散らしながら、好き勝手に水上バイクを走らせることは、
結局は、「行政による規制」につながり、自分たちの首を絞めることになるのではないでしょうか。

http://www.mbs.jp/voice/special/200808/04_14397.shtml

【特集】ＭＢＳ記者「迷惑では？」 水上バイク利用者「ええから。」 迷惑な水上バイクに打つ手無し！？[8/8]

【特集】ＭＢＳ記者「迷惑では？」　水上バイク利用者「ええから。」　迷惑な水上バイクに打つ手無し！？[8/8]